【ドラマ】せっかくなので「おっさんずラブ」について感想を

3カ月、楽しかったぁ

3月から放送を心待ちにしていた「おっさんずラブ」。

単発ドラマと配役が違うとのことで、はじまる前は不安と期待が入り混じっていました。

フタを開けてしまえば今回のキャストで大正解だったわけですが。

リアルタイムでドラマを観たのなんて何年振りでしょうかね。

次週どうなるのかとソワソワと一週間が長く待ち遠しかったのは、はじめての経験かもしれません。

スポンサーリンク

葛藤とすれ違いこそ恋愛の醍醐味なんだろな

ああ思ってるかも、こう思われたかもしれないと疑心暗鬼になったり、深読みしすぎたり。

成就する前が一番相手のことを考え、モヤモヤワクワクドキドキできるときなのではないでしょうか。

楽しくもあり苦しくもある。

それらをすっ飛ばしてスコーンと実る恋愛なんてないのかもしれないですね。(それだとドラマにならないですし)

そういった醍醐味をあますことなく体感させてくれたドラマでした。

もろもろ塩梅がよかったです

実家感満載の春田家

シンプルライフに足を踏み入れたことのある人には「あー、捨てたくてウズウズする!」なモノモノモノであふれてます(笑)。でも、たいていの実家ってあんな感じかもですね。

家の作りも春田ママ時代の建売っぽい感じがドラマにあってました。

単発ドラマの時はマンションだったので、戸建設定ってどうなの? といった杞憂はパンをくわえた春田が玄関から鬼の形相で飛び出してくるシーンで払拭されました。あのシーン、好きです。跳躍力が凄くなかったですか?

「ダサい」と牧に言われた春田の私服もふくめ、洗練されすぎない感じが観ていて落ち着きました。

庶民感のわんだほう

鉄平兄の経営する居酒屋わんだほう。

オシャレ感がゼロの店の作りがね、居心地良さそうです。

背伸びしなくてよい空間。

部長や主任は馴染まない気もしますが、春田が用意した店なら部長的には大歓迎ですかね。

天空不動産の内装がよい

部長室も事務所も、ほどよい内装がポイント高いです。ってエラそうに評価しちゃってますが、天空不動産のシーンを見るたびに、このセットいいなって毎回思いました。

バス通勤の仕事場も新鮮。(ドラマって電車通勤とか車通勤が多いというイメージがあったので)都下にある支所なんでしょうかね。

オシャレな空間もある

一話目の合コンのお店とか、最終話の蝶子さんとマロがいたバーとか、スタイリッシュなお店のシーンがあるのも緩急あっていいですね。

全般通して、いかにもな「あざとい」部屋がなかったのも良かったです。若者が主人公だったりすると、こんな広いとこ住めるか? とか、変わった間取りや木枠の窓だったり、レトロ感ありすぎる建物とか実際はそんな物件あんまりないよねと。そういった部屋は嫌いではないものの「いかにもドラマだなー」って思っていたので。

部長と蝶子さんのお宅は無難にまとまってはいるものの、突出したセンスのインテリアという感じではなかったですし。そういう塩梅がちょうどよかったです。

登場人物全員良かったので一言コメント

・春田…ずいしょに見られるコミカルな動きは謎のいい体と運動神経あればこそ。
・牧…狙った獲物は仕留めます。
・黒澤部長…この方いてこそのおっさんず。
・竹川主任…歴史に残る足ドン。
・マロ…蝶子さんと初対面の時に「くっそ美人じゃないですか~」と言ったのは社交辞令ではなく、あふれでた本音だったのね。
・マイマイ…彼女の存在。必要。絶対。
・ちず…告白のシーン、良かった。
・鉄平…児嶋さんていいポジションにいますよね。
・蝶子さん…部長とお似合いだったなぁ。

キャストとスタッフ含めいろんな化学反応がおきて出来上がったドラマだと思います。

切ない気持ちと楽しい時間をありがとうと言いたいです。

良いところだけを書きたいけれど

本当に楽しく観れた作品だったのですが、6話の牧と春田の別れ話で高揚していた気持ちが若干冷めてしまった自分にがっくし。

牧から別れを切り出されて春田が泣いたことに、ちょっと違和感を覚えてしまって。

春田からすれば牧の家にあいさつに行ったり、ちずに告白されたりと怒涛の一日で。そんなタイミングの別れ話に混乱したのかもしれないけれど、あんなに泣くほど牧を想ってたっけ? と。

長さより深さなのか?

だとしても、観ていて置いてきぼりをくらった感じでした。(私の感受性が鈍いだけかも)

最終話は言わずもがな。死んだ目をしながら部長に流されていく春田に「いやいや押しに弱いのにも限度があるでしょ」と思い、牧への告白や事務所で転勤の挨拶をした春田のテンションの高さに「どどどど、どーした春田」と、これまた「???」とクエスチョンが頭にいくつも浮かんでしまう始末。

フラッシュモブも「春田がプロポーズを断れない状況にもっていくにはこれしかない」といった意味合いがあったのかもしれませんが、あれって必要だったのかな。

そもそもがコメディ色強く作っていたけど、思いのほか牧のシリアス演技がハマってしまい、「せつない牧」に傾倒した結果ちぐはぐなアンバランスなものになってしまったんでしょうかね。

あとは偶然の遭遇率が高すぎな気もしました。(気のせい?)

偶然を必然と見せる工夫が欲しかったような。あ、でもスクリーンセーバーになっているPCに触れてメール画面をみてしまう牧のところは「ありそうだなー」って感じで自然でよかったです。

そういえば結婚式には春田ママと鉄平兄がいなかったですよね。

細かいところだけど、もう少しつめればもっともっと傑作になったのではないかと。

以上、ゴチャゴチャと言いたいこと言いました。すみません。

単発版も好きです

ちず的ポジションの女性宅に春田が行くシーンがありまして。

「ちょっと片付けるから」と春田を玄関先で数分待たせた後、部屋に招くわけですが「おまえ、これほんとに片付けたの?」と全然片付いてなくて散らかったままの部屋。

当たり前な展開にならないオモシロさとその女性のずぼらさがグッドでツボでした。

一番印象に残っているのがなぜかここなんですよね。(とはいえ、だいぶ前の記憶なのでうろ覚えです)

スポンサーリンク

反応することって大事なのかも

今回、連続ドラマになったのは単発ドラマの好評を受けてだと思うのですが、それはどこかで誰かが「おもしろかった」という感想を発したからこそなんですよね。

ということは、世界の片隅でひっそりと存在しているこのような当ブログでも、こうやって発することは意味があるのかもしれないな、なんて思うわけです。普通のことしか書けないけれど。

テレビ局なり公式なところに感想を送ることが一番なのかもしれませんが、せっかく自分のブログがあるのならそこを活用するのがベストかなと。

すごく話題になったドラマだからこそ書くのを迷ったけれど、今書きたいことは今書かないと、と筆をとりました。

もしもSPとか続編があるのなら

牧と春田を中心に日常を描いてほしいなぁ。連ドラでは二人の他愛ない会話ってあんまりなかったですし。

天空不動産の面々もまじえて。もちろん、わんだほうや蝶子さんも。

カーチェイスとか「SPだから頑張っちゃいました」的な派手なものではなく。

なーんて、作っていただけるのなら、この際内容はなんでもいいんですけどね。

スポンサーリンク