【ずーっと続いてほしかった】復活してほしいラジオ番組

「朝井リョウと加藤千恵のオールナイトニッポン0(ZERO)」

ラジオって面白いんだと思わせてくれた番組のひとつです。

残念ながら2015年4月から2016年の3月までの1年間の放送で終了してしまいました。

パーソナリティの朝井リョウさんと加藤千恵さん。お二人とも作家なだけあって話の構成が飛びぬけてうまく、高すぎないテンションも心地よくて、頭から終わりまであますことなく楽しめる番組でした。

このラジオが楽しい理由

朝井リョウさんの魅力

朝井リョウさんとは、小説「桐島、部活やめるってよ」を書かれた方。

映画化されたものを観た時は青春が放つ甘味とえぐみに感情がもんどりうちました。

「〇〇、△△ってよ」という慣用句?のひな型を生んだのもすごいですね。

朝井さんて

リア充の皮をかぶった非リア充のように見えたり
非リア充の皮をかぶったリア充のようにも見える

んですよね。まぁ「リア充」に過剰反応する必要性もないのですが、陽の面も陰の面も濃度が高い日々を送られているイメージです。

垣間見える創作の源泉?「屈折さと面倒くささ」は天然なのか意図したものなのかホントのところはわかりませんが、そんなことは気にならないぐらいのおもしろさをラジオで発揮してくれます。

人間の持っている「あえて目をそらしている秘めた部分」をぐりぐりと突いてくる感じが、彼の話に夢中になる理由かもしれません。

小説といった「作りモノとしての表現」という保険を打たずに、生身の人間として「そこまで本音をさらしてしまって大丈夫なのか?」と、聞き手が心配してしまうぐらいの身を削ったトークを惜しみなく電波に乗せてくれる稀有な方です。

カトチエこと加藤千恵さんの魅力

全部。

っていうと気持ち悪がられるかもしれませんが、ひとつでも欠けてしまうとそれはもう「カトチエ」ではなくなってしまいます。

声とか話し方とか思考回路とかすべてひっくるめてカトチエさんの魅力があると思うので。

ちなみに加藤千恵さんとは歌人であり小説家であり人狼をこよなく愛する人です。(私は人狼はてんでわかりません)

朝井さんに的確な相槌かつ突っ込みを入れられる人で、彼女自身のエピソードトークも聴きごたえのあるものが多いです。

なかでも自動車免許取得の奮闘記は秀逸。

最上で最適で最高の組み合わせ

ラジオ終了後は「真夜中のニャーゴ」という番組で数回共演されてましたね。

それぞれ違った方と共演している姿を観たり聴いたりしましたが、やはり朝井さんとカトチエさんの組み合わせこそが一番互いを引き立て生かしていると思います。

お二人の職業である「作家」という共通言語があればこそ生み出される展開もあり、そのスピード感あるやりとりがとても好きでした。

充実した葉書コーナー

「葉書」もとい「メール」もとい「カード」と表現されていたリスナーからの投書コーナー。

「書き物」を軸としたものが多く、ふたりがくだすジャッジと説明に「ふむふむ、なるほど」と文章というものの楽しさが広がりました。

復活してほしいなぁ

ずんの飯尾さんのギャグシリーズをお借りすると、

現実逃避シリーズ。平日(月曜)の昼間からゴロゴロォゴロゴロ。
あ~あ、ドバイの富豪に見染められたらなぁ。

そしたらスポンサーになって枠を確保できるのに! 

と思ったりもして。

ラジオのスポンサーっていくら出せばなれるんですかね。

財力があればなんでもよいってわけではなくて、審査もあるのでしょう。

そうなると信用に値するような会社を作れば、晴れてスポンサーになれるのか?

と、妄想は広がるばかり。

本人たちの意向で終了した可能性もあるので勝手な希望なのですが、お二人が送る日常のエピソードや考え方、リスナーとの葉書のやりとりなど、年とともに変わっていくであろう価値観をラジオを通して発信してくれたら、世の中の(少なくとも私の)幸福度が少なからず上昇するでしょう。

パーソナリティのお二人が70歳80歳になっても続いてほしいと思った番組でした。おしまい。

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