ドラマ「SUITS スーツ」をこんな感覚で観ています

※ネタバレあります。

WOWOWで放送開始した韓国版「スーツ」初回を観ました

韓国版なので韓国の役者さんが演じているわけですが、どうしたって本家との比較は避けられないですよね。

というわけで、初回を観た段階での印象を。

ハーヴィー役とマイク役は順当。ほぼ遜色なし。
ルイス役は本家ほど癖がない感じ。
ジェシカ役は迫力不足。
ドナ役はちょっと若くて軽いなぁ。
レイチェル役は可もなく不可もなく。

韓国の格言のような言葉が出てくるのは韓国版ならではの要素でしょうかね。

全般的に無難にリメイクされていますが、いまのところ本家ほどの魅力は感じられず。

アメリカ版は100話を超えていますが、韓国版はどこまで追って製作していくのか。視聴率次第?

今日本で放送している「グッド・ドクター」は韓国オリジナル→アメリカ→日本といった順でリメイクされていますが、今後こういった形で他国作品のリメイクが増えていくのかな。



本家アメリカ版「スーツ」

設定は

舞台はニューヨークの大手法律事務所。

困難な訴訟や企業間の交渉に臨むエリート敏腕弁護士ハーヴィーと天才青年マイクのコンビが活躍するスタイリッシュ・サクセスストーリー。

英語の『SUIT』には【訴訟】と【スーツ】の両方の意味がある。

*WOWOW公式ページより抜粋&要約しました

裁判の流れは気にしない。っていうか頭にはいってこない。

このドラマは「A社がB社を訴えるOR訴えられた」→ 弁護士の出番 → ピンチ → 乗り切る → と思ったらまたピンチ → 乗り切る → 勝利! やったね!

なパターンがほとんどで優勢劣勢と二転三転するのがお約束。

法律の穴だったり相手にボロを出させたりと、緻密に話を練っている脚本家陣には申し訳ないのですが…、

もうね、そこんとこ、どうでもいいや♪

ハーヴィーやマイクがどんなヒラメキをしようが、企業間における訴訟がらみのストーリーは脳に刻まれることなくツルンツルンと流れていっちゃうんですよねぇ。

なので、大体の雰囲気がつかめればいいやと割り切って観ちゃってます。

リーガルドラマですが、殺人事件などの法廷サスペンス的な「驚きの新事実」とか「意外な人物が真犯人」といった展開がないので少々カタルシスに欠けます。

主人公のハーヴィーとマイク

地位と名誉と金とルックスと色気を兼ね備えた男、ハーヴィー。仕事だってバリバリできます。

でも常に問題事があってプレッシャーがかかる生活は平穏とはほど遠く、そんな生き方は果たして幸せなのだろうかと。勝ち進むために敵の弱みを握ったり脅したりとグレーゾーンな行動のせいかいたるところで敵を作ってるし。

とはいえ、立ち止まっちゃダメなんでしょうね。泳ぐのをやめると死んでしまうマグロのように、ひたすら走り続けるしかない。そんなギリギリの状況を渡っている人物だからこそ醸し出る色気もあるのでしょう。

 

もう一人の主役マイク。弁護士資格がないのに弁護士の仕事をバンバンしちゃってます。仕向けたのはハーヴィーだけど。

もうね。リスクしかない設定で。

アメリカは広いし弁護士も多いし、一昔前なら「ニセ弁護士」設定も可能かもしれないと思ったりもしましたが、今はネットが普及している時代ですからね。

「ニセ弁護士」ということがバレたらマイクがかかわった案件は全部無効になっちゃたりするんじゃないの? 周りの人間も罰を受けるのでは? と常に視聴者に不安感が付きまとうので、いっそニセ弁護士設定いらなかったんじゃ? とドラマの根幹すら否定する気持ちになることも少なくありません。

シーズンが進むとその辺のエピソードも出てきて、どうにか一件落着させてましたけど。

マイクの一度見たものは忘れないという天才設定も初期以降はほとんど発揮されず。

それにマイクの言動には「んん?」と思うことも多々あり、あまり好意的にみれないんですよねぇ。

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内輪のゴタゴタこそメイン

事務所内のワチャワチャが非常に多いドラマです。内部抗争だったり職場恋愛だったり。法廷シーンより断然割合を占めています。

とくにルイス。

もうハーヴィーのことが好きすぎて好きすぎて。ゆえに時々ゆがんだ感情がとらせる行動はシャレにならないこともあり会社の存続をも脅かす事態にもなったりして。(でもこのルイスも回を追うごとに憎めない存在になるんですよ)

マイクとハーヴィーに限らず、登場人物は基本的にみな神経が太い。

弁護士でないマイクを雇っていることに限らず、度重なるピンチにも腹がすわっているというかね。

自分のようなノミの心臓を持った小心者には考えれない肝っ玉(開き直り?)集団です。

とはいえハーヴィーやルイスがカウンセリングを受けるシーンもあり、正常なメンタルの維持に努めている姿も描かれてます。完璧に見える人物にでも悩みはあるんですね。

一番の見どころはファッション

こう言い切ってしまうと頭お花畑か? と思われるかもしれませんが、事実なので仕方ありません。

ジェシカやドナは、これからパーティなの? って格好で職場に来ますし、毎回違う洋服を着ている気がします。

ジェシカに至っては個性的なデザインも多く、それらを着こなせるなんて相当なもの。普通の人が着たら完全に洋服に食われてしまうでしょう。

そしてななによりハーヴィーのスーツですよ!

タイトルにもなっているぐらいですからね。スーツの着こなしを愛でるために観ているようなものです。

ハーヴィーが着ているブランドのスーツを実際に見てみたいと思いましたが、買うわけでもないのに店内に入るのは気が引ける…とういか正直ウン十万以上のスーツしか売ってないような売り場に足を踏み入れる勇気がありません。

ので、モニタ画面のハーヴィーで満足することにします。

で、スーツって面白いの?

あえて表現するとしたら「見やすい」ドラマでしょうか。

キャラが立っていますし、事務所内の人間模様の変化も見どころです。

とりあえずシーズン1を! 序盤のほうが勢いがあって楽しめます。

このドラマで交わされるセリフ。「知っている」という素地があってこそ成立する粋な会話ってあるので教養とかエンタメとか知識は広いに越したことないなって思わされることも。

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日本版はどうなる?

10月放送予定の日本版スーツ。ハーヴィー役が織田裕二で鈴木保奈美がジェシカ役?

思い入れがないのもあってマイク役とレイチェル役についてはこだわりなし。

一番気になるのはルイス役とドナ役。この二人が「スーツ」の肝ですから。

そしてもうひとつの肝、「スタイリッシュさ」。あの空気感を日本で出せるのか。

実際はどうなんでしょうね? 弁護士さんに接する機会がないのでわかりません。

司法試験に受かるために膨大な時間を割き、はれて弁護士になれたとして、高額なスーツに身を包みウィットに富んだ会話ができる人物…、って存在する?

まぁドラマはドラマなので「実際のところ」とか「リアリティ」を求めるのは野暮な話で、観るに堪える世界観を構築してくれてればそれでよいのだけれど。

 

都心の高層ビルに高級感あふれる弁護士事務所の内装(と勝手に決めつけていますが)がどのように表現されるのか楽しみです。

本家アメリカのスーツをまんまなぞっても面白くないですし、企業間の訴訟って日本ではあまりイメージしにくいので、ベースは生かしつつ日本版に舵を切った見せ方を期待しています。

本家をどう料理するのかワクワクですね。

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