どんなに才能があって権力がある人でも「悪い態度は悪い態度」

「才能 > 性格」ってどこかで思ってませんか?

偉大なる才能や権力を持っている人は、人格・性格などは二の次。

まわりはひれ伏し、従わなければならないという空気。

横暴なふるまいをしたって、暴言を吐いたって、理不尽なことを言ったって許される。

だって、だって、その人には能力(権力)があるのだから!!!

 

と、あなたの人生で感じたことはありませんか?

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才能あって性格も良い方がいいよね

「究極の選択」という問いがあります。

今回の例だと

・仕事はできるけど性格は悪い
・仕事はできないけど性格は良い

さぁ、どっち? というやつです。

この手のものは「そもそもなんでその2択? 」と毎回思ってしまいます。

仕事もできて性格も良いほうがいいじゃん! そういうことを言いたい問ではないとわかっていますが。

言い切った大会社社長

どんな高いポジションについてる人でも「悪い態度は悪い態度」と、ズバンっ!! と言ってくれたのが、ドナルド・キーオさんという1981~1993年まで、コカ・コーラ社の社長を務めていた方。

以下、ドナルド・キーオ著「ビジネスで失敗する人の10の法則」からの引用です。

組織の環境という点で、創造力を刺激する緊張と、恐怖心が蔓延する状況とでは大きな違いがある。

はたらきやすい環境をつくるのは簡単ではない。組織内のムードや気分を読み取る感性が必要だが、苦労する甲斐はある。

~ 略 ~

これに対して恐怖の環境をつくるのは、努力らしい努力を必要としないので、経営者にとって魅力的に違いないと思う。

何を理解する必要もなく、この環境をつくりだせる。

怒鳴りつけ、癇癪玉を破裂させる。間違いをおかした部下を衆人環視のなかで叱りつける。恥をかかせる。乱暴な態度をとる。二歳児のように振る舞う。悲しいことだが、こういうことをする経営幹部はいくらでもいる。

そのうえ、部下に無茶な要求をしたり、手荒く扱うのを誇りにすらしている。わたしの見方では、こういう態度をとるのは正当だといえるほど「創造的」な経営幹部はひとりもいない。

ふむふむ。

こういった人物はわたしたちの日常の中にもいるのではないでしょうか。

文は続きます。

ファッション雑誌の編集長であろうが、映画監督であろうが、企業再建の新星として売り出し中の経営者であろうが。

悪い態度は悪い態度であり、弁解の余地はない。

誰でも思わずかっとしたことはあるし、公正ではない態度をとったこともある。だがそれは本来恥じ入るべきことなのだ。

もちろんときには逆に、それで短期的に成功する場合もあるし、マスコミにもてはやされる場合すらあることは否定できないのだが。

ここを読んで、いくつかの顔やニュースが頭に浮かびました。

 

人間性よりも成績。

とかくノルマのある業種では、人格者であることより結果である成績が重視され重宝されることでしょう。

 

人間性よりも才能。

クリエィティブな世界であるほど、能力の前には逆らえない部分があるのでは。

 

強烈なカリスマやワンマンであったからこそ完成までこぎつけたり、スパルタであったからこそ伸びる成績もあります。

だから、ある意味それらは仕方がなくて「そういう世界なのだろう」と思っていました。

 

けれど、才能ある人間、強い立場の人間。もし彼らがその権力を理不尽に振りかざしたとしたら…。

世間を騒がせている、パワハラやセクハラ。

 

地球上の人間は、みなかつて「大事な誰かの子」だったわけで。

何人たりとも人を追い詰めボロボロにしたり尊厳を踏みにじる権限などないんですよね。

大切なのは「ごく基本的なこと」

ドナルド・キーオさんが言っているのは難しいことではなく、「うん。そうだよね」という基本的なことです。

けれど、その基本的なことが守られていない社会が会社が人が、まだまだそこらじゅうにあります。

しかし、ここ最近。いろんな方の告発により様相が変わってきました。

ものすごい変化です。変化どころか、革命です。

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こんなことも書いてありました

ヘレン・ケラーは何年も前にお目にかかることができたが、かつて、こう述べている。

「悲観論者が星の秘密を発見したことはないし、未知の土地に航海したことも、人間の精神に新たな地平を切り開いたこともない」

強い悲観論でとくに深刻な問題は、完全な無気力をもたらすことだ。暗い結果になるのを恐れるあまり、絶望して手を挙げ、何もしなくなるのだ。将来を恐れていれば、将来に失敗するのは避けがたい。

悲観的にとらえてしまうクセがある私にとって、胸に刺さりました。

何らかの形で事業を指導する立場に立ちたいと考えているのであれば、合理的な楽観主義者でなければならない。

指導される立場としても、悲観的なトップの下で働くのはイヤですものね。「合理的な楽観主義者」にはもっと深い意味があるような気もしますが。

 

この本はビジネスで成功したい人に向けた本です。

今回、引用した箇所は主軸ではありませんが、どこにフックがあるかは人それぞれ。

「そんなのすぐに変わらないって」と達観者ぶっているだけでは何も変わりません。

たとえ理想論だとしても理想を持ってないよりは良いかと。

あなたもこの本の中にフックとなる法則が見つかるのではと思います。

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