脳で湯がわく5分前 永遠の灰色地帯 ブログにおける著作権を考える

ブログを始めてから都度ぶつかるもの

それが著作権。

「この写真をブログに載せたいな」と思っても、はてして法的にはどうなのか?

一度気になってしまうと無邪気に画像を載せることができなくなりました。

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ネットで情報を求めた

著作権の情報を得るために、いろんな方のサイトを参考にさせていただきました。

なかには出版社に問い合わせた方もいて、その行動力と情報を共有させてくれることに「ありがたや」と思いました。

当ブログでの解釈

※ここで書いたものは、あくまで、現時点の当ブログでの解釈です。この記事による一切の責任は負えませんのでご承知おきください。

その1 本のレビューは本を撮影したものを載せてよいのか

当ブログ、記念すべき本のレビュー第一回は、やべたろうさんの著書「大家さんと僕」です。

矢部太郎著 8コマ漫画「大家さんと僕」 友達に年齢制限はない

2017.12.30

■記事公開当初の写真

記事を公開してしばらくは、購入した本をカメラで撮影したものを画像として載せてました。

載せたときはクリアな画像です(今回はモザイクをかけました)。

本を実際に撮ることで「購入してますよ」という証明にもなりますし、「本の宣伝にもなるから良いかな」と思っていたんです。

でも、どこか頭に引っかかるので調べてみると、どうやら本の表紙は内容物とは別の権利があって、それをネットに載せることは違法らしいです。では、背表紙なら? と思いましたが、それもNGらしい。

例えばですが、「本の表紙で時代を読み解く」といった内容の記事で、表紙そのものが引用として必要な範囲での画像なら大丈夫なのかなと思います。

 

■差し替え後の写真

過去に撮影した写真の中から、大家さんと矢部さんの2人をあらわすような素朴でかわいい花の写真があったので、それを選びました。ピントがあってませんが、その辺は気にしません! (完璧を求めると使える写真がなくなってしまうので)

 

■【番外】途中アイキャッチ画像も作ってみたり

本の写真から花の写真までのあいだ、数日間はこのアイキャッチ画像を載せていました。

文字だけだと少し寂しいですね。本のイメージにあう写真があればそちらを活用したほうが印象に残ります。

ただ、アイキャッチを統一することで、カテゴリーが分かりやすいというメリットもあるので、今後はどうしていこうか考え中です。

 

 

その2 小説文の引用

夏目漱石の記事です。

100年前にあった 漱石のこころ揺さぶる言葉たち あなたも触れてみませんか

2018.02.01

漱石山房記念館で感銘をうけた、漱石の文章を載せています。漱石の死後100年経ちますし引用の範囲なので、著作権的には問題ないのではと載せました。

 

 

その3 映画のレビュー 映画館で撮ったポスターはどうなのか

映画「ドリス・ヴァン・ノッテン」はデザイナーであるドリスの鮮やかな生地の使い方こそ要であり、レビューでポスターについて言及しているので、ポスター写真を載せました。

色があるインテリアってやっぱいい ドリスの色使いを取り入れたい

2018.02.06

それ以外の映画については、Amazon等の中から作品に関連するものを探し、記事内に画像を載せています。

画像サイズが小さくインパクトがないのが残念ですが、法に則っていきたいので仕方ないですね。

そのかわりとしてエクセルでアイキャッチ画像を作ることにしました。

音響のよい映画館で観てほしい【映画】グレイテスト・ショーマン

2018.02.17

 

 

その4 え? 建物にも権利が?

もうこの辺までくると、脳内がわけわかめ状態です。個人宅を勝手に撮影してネットにアップするのはNGだとわかります。

しかし、「会社」として建てられている建物はどうなのか。これも微妙らしく頭がグルグルしてきました。建物に関しては旅先や建物見学でカメラに収めることも多いです。この項目を理解するにはもっと時間が必要かな。

 

この小説については「それっぽい」のを自分で用意するしかない。と作ったのが、こちらの記事の写真。

新庄 耕 著「狭小邸宅」 高価な買い物こそ背中を押してほしい

2018.01.09

黒い紙にカッターを入れ建物と見立てて写真を撮りました。こういった作業は苦ではなく楽しいです。

 

 

【その他】 お金の画像はネットに載せて良いのか?

ひとつ前の記事でお金について書きました。

【お金】節約より上昇志向より「身の丈」が一番? それとも

2018.03.13

お金の画像を載せようと、日本紙幣と硬貨を写真に撮りましたが、引っ掛かりを覚えたのでネットで検索しました。

財務省「よくあるご質問>通貨」に 「紙幣や硬貨の写真やイラストを印刷物に使用したのですが、どうしたら良いですか」とドンピシャの質問がありました。

【答】

日本銀行券(紙幣)や貨幣(硬貨)と紛らわしい外観を有するものの製造又は販売は「通貨及証券模造取締法」により禁止されており、抵触する場合は、事後において警察当局の取締りの対象となります。

日本銀行券や貨幣をデザイン化したものや、その一部又は全部を商品や印刷物などに使用する場合も同法に抵触する可能性があります。これらは、図柄の模擬の程度、大きさ、材質、「見本」の文字、斜線の有無などから総合的に判断されることになります。

また、デジタルカメラ等で撮影したこれらの画像データをホームページやブログに掲載した場合については、その行為自体は「通貨及証券模造取締法」の取締りの対象とはなりませんが、掲載した写真が印刷された場合には、同法に抵触する可能性がありますので、十分ご注意下さい。 

財務省HPより

抵触する可能性…。(赤字の部分は強調するため文字に色をつけ太字にしました)

誰かがブログを印刷したら、被害が出てしまうのかもしれない。と思うと腰が引けてしまいお金の画像を載せるのはやめました。

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永遠のグレーゾーンだろうなぁ

おそらく、著作権については明確なラインがひかれることはこの先もずっとないと思います。(ある意味明確は明確ですが、ブログを書く人間が「すっきり」とした気持ちで使える時代はこないのではないかと)

はっきりと白黒つけてしまうと都合の悪いことが多々出てくるからです。

自衛のためにも出版社はグレーゾーンを保ち続けることでしょう。

これは非難ではなく、会社としての利益を考えると当然の事だと思います。

「みてないぞー。みてないぞー」と「そちらが勝手にやるぶんにはあえて関知しませんが」というスタンスもあります。

そこに、正攻法で問い合わせたとしても、「聞かれたからには答えますが・・・」となり、まごうことなき正論を返さざるを得なくなりヤブヘビになりかねません。

ネットの普及に伴い「ほんとは〇〇なんですけどね。特別ですよ」なんてことも言えない世の中です。

あらゆるトラブルを想定すると、「原則、ダメですから」というカードは絶対に手放さないでしょう。

常にアンテナを張っていこう

法の解釈はいつ変わるかわかりません。

駄目らしいけど「みんなネットでやってるじゃん」といったスタンスではなく、常に変化に対応していけるようにアンテナを張ることが大事です。

褒めるレビューなら作品の宣伝にもなるし、じゃんじゃん画像を使わせて欲しいなぁ、というのが本音ではあります。

さすがに部屋の写真でインテリアの一部として書棚に入っている本は著作権外なのではないかと思いたいですが、その辺も厳密さを求めないほうが、平和なのかもしれません。

まとめ

疑わしきは控える

これが無難かつ安全な選択かと思います。

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